いつかのカマキリ

吹っ飛ばされたカマキリはその後生きていたのか。

就労継続支援を受ける #0

わたしは躁鬱の主婦。躁鬱は4年目、主婦は1年目である。

最近はめっきり波も落ち着いて、服薬も続けながら日々主婦業をじわじわ営んでいる。

主婦業といっても、朝お弁当と水筒を作って夫を見送り、掃除しながら洗濯、買い物に行って夕飯を作るくらいの誰でもできる業務である。

世の中のスーパー主婦のみなさんには頭が上がらない。

 

はじめのころは夫を送り出してから寝たきりになってばかりだったが、最近は少し日中に余裕がでてきた。

日中、とくに9時~17時頃までめちゃくちゃ暇に感じるようになってきた。

図書館に行ったり、冒険しにまだ見ぬ土地へ散歩に行ったり、たまに寝たきりになったりしている。

 

脳内もスッキリしてきたのか、ぼーっとして気づけば夕方になっていた、という謎の時間軸から、徐々に解放されつつある。

まだ日によってツイートの90字以上くらいの文字が読めなかったり、逆に本が読めたりするくらいには波はあるが。

 

そんなわけで、もう一生働けんと思っていたわたしが、日中の時間をもっと有意義に、もっといえば建設的なことに使いたいと思うようになってきた。

かかりつけの医師に話してみると、週一くらいのバイトからはじめてみたら?

ワンチャン、いや、ツーチャンあるで!

とのことだった。

 

ここで湧き上がる思い。

某イレブンでバイトしたい!!!!

わたしは学生時代、某セブンで2~3年くらいバイトしていた。

ほかにやりたいバイトがあったので辞めてしまったが、ほかを経験したからこそわかる。

コンビニバイト、楽しかった。

誰でもできる業務なので、当たりのきつい客に当たらない限り苦しいことがない。

わたしは常に動いていたいタイプなので、コンビニのせかせかとした客の流れなどが結構好きだ。

また働くなら、某ブンがいい。

そう思った。

 

ツーチャンもあると医師が言ってたぞと、夫に意気揚々と相談すると、

最初は波があるのにコイツ大丈夫か?みたいな姿勢だった。

まあそうだよな、突然言われても困るよな…と思って、あまり話題にも出なくなったが、次第に「頑張りたい気持ちがあるなら応援したい」と言ってくれるようになった。

週一の日雇いバイトでもいいし、一人暮らしのときにしていた作業所(訓練施設)通いでもいいと思う、と。

 

とりあえずいまのわたしを見て、週1からはじめてみたらどうか?という提案に、わたしは乗ることにした。

責任あるバイトを突然週3ではじめて結局欠勤続き、クビになる、みたいな未来も微かに見える。

週1でも許される日雇い/訓練施設で、まずリズムを整えてからバイトに移行して行く方が確実な道だと思った。

 

一人暮らしのときも、実は作業所(訓練施設)に通っていた。

そのときは今よりも心の波が激しく、遅刻早退欠勤が目立ち、ガタガタだった。

作業所は優しかったが、外に出られず予定通りに通えないのが本当に辛かった。

今だったら、あのときより落ち着いた現在のわたしなら、目標がある今なら、少しはマシに通えるんじゃないか。

そんな希望が湧いてきた。

 

作業所に通って、通えることがわかって、リズムが整ったら、某コンビニバイトに応募してみたい。

まずはそんな目標で、やっていくことにした。

 

となれば、やることは決まっている。

作業所探しと、市役所への申請だ。

 

今日は福祉事務所に行って、事業所リストをもらってきた。

いくつか通えそうな距離にある作業所をピックアップして、電話番号をまとめた。

ついでに市役所に行って、作業所に通うための申請書類一式を受け取る。

 

あたらしいことを始める時の不安も襲ってくるが、大丈夫だと自分にいいきかせて、ひとつひとつ丁寧にやっていくつもりだ。

 

⬇️まとめてみたヨ 参考にする方がいるか分からんけど

 

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